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ashuとnamyのよもやま日記

ashunamy.exblog.jp

namy:このブログの管理人。いろんなことに疲れて、絶賛ヤサグレ中だったけど、2012.9月、復活しました。              ashu:写真を撮っているだけのヒト。(笑)

2007.7.6 越前 ⑤

天気:晴れ時々曇り 気温:27℃  波高:0.5m 
水温:23.4℃  透明度:1~2m 平均水深 4.5m 最大水深 6.3m

朝食の時に、ショップの社長さんが「夕べ、すぐそこで、岩盤崩落があったんだよ。崩れる30分ぐらい前にその道通ったんだよ~。通行止めだから丸太屋(ショップ併設の宿。食事だけでも出来る)は、大打撃だよ~。」と、言っていた。
海岸沿いを走る国道305号線は、敦賀~福井を結ぶ観光道路でもあり、生活道路でもある。
この国道沿いにダイビングショップや、旅館、民宿、食堂などが並んでいる。
この道が通行止めになったら、商売上がったりになってしまう。
崩落が起きた当時は、「復旧の目処がたたない」とニュースでやっていた。
(今日現在も、復旧はしていないようだ。)
一日も早い復旧を祈ります。

5本目のポイント <今日はめくるぜ!左の壁~水中アーチ>
お天気もよく、水温も上昇中!はりきってEN!
「うっわ~!!見えん・・・」今回サイテイの透明度。
namyはカベ、ashuは石めくりと、ウミウシ探しに精を出す。

見つからないな~とカベを眺めていたら
2007.7.6 越前 ⑤_f0046614_21451229.jpg

アカボシウミウシの摂食

自分より大きいオトメウミウシを飲み込もうとしていた。
すでに赤い触角は、アカボシウミウシの口の中・・・
近くにもう2個体、オトメウミウシがいたが、仲間が食べられているのを知っているのかいないのか。
ひっぱって助けてやることは簡単だが、それは自然の摂理に反することなのでやってません。

探してもなかなか(目新しいコが)見つからないので、60分を過ぎた頃水中アーチに移動することに。
しかし透明度が悪く、近いはずなのに迷子に^^;
やっとこさたどりついて見たものの、左の壁以上にウミウシの気配がない。
海藻もほとんどない。
ここは潮のあたりがいいから、吹っ飛んでいってしまったのかな???
昨年はここでおもしろいように見つかったのに・・・

石をめくっていたけど見つからないし、「もう、帰るべ。」とashuにスレートを向けたら、「あと10分探す」、出たよ、最後のネバリ。
まあ、ウミウシ探しは「60分から、残圧50から」が勝負らしい。
そんなネバリが実を結んで
2007.7.6 越前 ⑤_f0046614_2152415.jpg

エダウミウシ
Kaloplocamus ramosus
体長 約4mm

小さなホクヨウウミウシの仲間かと思っていた。
パソコンで確認したら、なんと赤い細点がある。
「本ウ」にも「沖ウ」にも該当するコがいなかったので、ラドマンフォーラムで探してみたら、
Kaloplocamus ramosusのページによく似たコがいた。
それで、触角の形状、頭部の突起の数などから、エダウミウシとしました。

もういいだろう、ということで110分でEX。

◎◎5本目に見たウミウシ◎◎  ☆は初見

33.シラユキウミウシ
34.イソウミウシ
35.サガミイロウミウシ
36.エダウミウシ  ☆

エゾキセワタ、ゴマフビロードウミウシ、ヒメメリベ、サラサウミウシ、シロウミウシ
アオウミウシ、ウスイロウミウシ、アズキウミウシ、クロミドリガイ、モンガラキセワタ
は、たくさんいました。
by ashu_namy | 2007-07-12 22:03 | diving log 越前

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