ashuとnamyのよもやま日記

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namy:このブログの管理人。いろんなことに疲れて、絶賛ヤサグレ中だったけど、2012.9月、復活しました。              ashu:写真を撮っているだけのヒト。(笑)

2016.7.1 Canada 15 ~ レイクルイーズへ ~

7月1日はカナダ・デーです。
カナダの建国記念日で、この日は各都市でお祭りがあります。
バンフでもパレードがあり、夜には花火も上がるそうです。

さて、そんなカナダ・デーの朝。
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いいお天気です。

この日は総勢10名で、カナディアンロッキー観光に向かいます。
バスに乗って出発するときに女性二人組が、「いいお天気になってよかったね~。日本出るときはあまりいい天気予報じゃなかったけど。やっぱり私たち二人って最強の晴れ女だよね~」
その言葉、忘れるな・・・・・

バンフの街を抜けて、トランスカナダハイウェイでレイクルイーズに向かいます。
車窓から見るカスケード山。
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ランドル山も向きが違うと違って見える。
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バーミリオン湖が見えます。
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バーミリオン(朱色)なんていうけど、青いじゃん?

この湖の底からは10箇所以上の温泉が湧き出していて、温泉と共に大量の鉄分を含んだ赤土が湧き出す場所があり、先住民はこの赤土を使って儀式時、顔に塗る赤い染料を作っていました。バーミリオン(朱色)の名前もこれに由来します

別府の血の池地獄みたいなもんかな。

アニマルオーバーパス。
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読んで字のごとく、動物が上を通る橋です。

このトランスカナダハイウェイを作った時に、山の動物が道路に出てきて車に轢かれないように道路の両脇に柵を作りました。
でもそうすると動物の行き来がなくなり、血が濃くなってしまうので、動物が行き来できるように道路の下にアンダーパスを作りました。
でも、暗いうえに頭の上を車が走るので、思うように動物の行き来がありませんでした。
そこで、下がダメなら上でどうだと、道路の上に橋をかけました。

人間の匂いが付くと動物が利用しなくなるので、人間は通れません。
また山と同じような環境にするために木も植えられています。

メンテナンスもできるだけ少なくするように、丈夫に作ってあります。
今ではクマやオオカミのような大型動物も通るようです。

パイロット山。
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地層が水平で、どこから見ても同じなため、目印に使われた山なんだそうで。

キャッスルマウンテン。
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ジョンストン渓谷を過ぎて右側に見える、ロッキーを代表する山。茶色がかかった岩肌でまるで西洋の城のような姿をしている。天空に悠然とその頂を突き上げる姿は、荒々しさの中にもどことなく気品が感じられる。麓からは約7.5kmのハイキングコースがあり、間近で見上げるアングルも迫力。また、この辺りは昔、銀が採れると言われ、シルバーシティを形成していたが、今はその面影もなく、草原が広がっている。
 (地球の歩き方より)

ロッジポールパインの森。
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手前にあるのは、動物が出てこないための柵。

この森、日本なら間伐の遅れた不健康な森ということになるでしょうね。
そしてこのロッジポールパイン、日本の杉、ヒノキなら30年ぐらいの大きさなんですが、これで120年ぐらいなんだそうで。
120年っていったら、カナダ建国当時からあるってことじゃん。

さて、このロッジポールパインは、ロッキー固有種の松の仲間です。
まっすぐに育つので、先住民たちがティピー(インディアンのテント)を作るのに用いました。
松かさは樹脂で固められていて、これは45度以上にならないと溶けません。
それじゃあ発芽できないじゃん。
はい。ロッジポールパインはちょっとやそっとじゃ増えません。
じゃ、どうしてこんな森になったか?

ロッキーの気温は山岳気候で、真夏でも気温が45度になることはありません。
でも、45度以上になる時があるのです。
それは・・・・山火事です。
山火事の原因は、落雷だったり、乾燥による自然発火だったり、蒸気機関車による煤が原因だったりと様々ですが、山火事が起こった時に地面が熱せられて松脂が溶けます。

え?でも火事になったら松かさも燃えちゃうじゃん?
はい。地表近くの松かさは燃えてしまいます。
でも、地中に潜った(動物に踏まれてとか、小動物が埋めて、とか)松かさが発芽するのです。
そうしてこのようなロッジポールパインの森ができるのです。

このロッジポールパイン、日の光が好きで、上に上に伸びて、下枝は枯れていきます。
下枝が枯れると、日の光が地面に届き、下草が生え他の広葉樹も成長します。
下層林の成長とともにロッジポールパインに日が当たらなくなり、やがて枯れます。
今のこの森もあと70年ぐらいでなくなるそうです。
これを「森林の更新」と言います。

「天然更新とちゃうんの?」(心の声)
まぁどっちでもええわ。

国立公園では、山火事も雪崩も自然現象だとして、燃えようが崩れようが一切人間の手は入れません。
それが森が更新していくのに必要なことだから。
日本なら、火事になったらそれ植林だ、雪崩が起きたらやれ治山だってやっきになるんだろうけどね。
ここでは自然の回復力に任せるみたいですよ。

見渡す限りのロッジポールパインの森。
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木が生えているところまでが、森林限界。

テンプル山。
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山頂にあるのは、マクドナルド氷河。
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そろそろレイク・ルイーズに到着です。

つづく











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by ashu_namy | 2016-08-20 12:00 | 2016.7 Canada